てるてる○―ず
圭:この春の渡りは順調にスタートしたな。ええ感じや。
和:オオルリ、キビタキにクロツグミ。結構数も入ってる。
でも場所によって違うけど。何でうちの周りは静かなんやろ。
圭:環境が悪くなってるんかな。藪が少なくなってきてる。
和:それにしても何か週末になると天気がイマイチやな。
雨だったり、降らへんかってもどんよりと曇ってたり。
土日どっちもいい天気の時て無いよな。
圭:このところ渡りの時期になるといつもや。
秋もこんなだった気がする。
和:週末天気が悪いとがっかりや。余計にストレス溜りそう。
圭:それでも前は雨でも大阪城に行ってたな。
少々の雨なら鳥が出てくるし、囀るし。コルリやノゴマも囀ってたよな。
和:そうそう、意外と良かった。
新緑が雨に濡れてより綺麗になって、市民の森歩いてるとさえずりが聞こえて、都会の真ん中とは思えへん時もあるよな。
雨ならではやで。ちょっと靄がかかたりするとなおさらや。
圭:そうやな。
まぁ、そうは言っても傘さして歩くんは鬱陶しいな。
雨もたまにはええけど週末の度にってのは勘弁してほしいで。
いっそのことドームにでもしたらどうや。
和:それじゃ鳥が入ってこれへんやん。
圭:じゃあ、でっかい傘はどうや。番傘のでかいやつ。
雨が降ったら自動で開くんや。
和:そんな夢みたいな事言ってるより、てるてる坊主でも作ったら、いっぱい。
ついでに嘴を付けて鳥の顔にでもして。
圭:お、なるほど。それええがな。
てるてる坊主ならぬ、てるてるバーズや!
和:出たな、いつものオヤジギャグ。