真夏の課題2
圭:今年はよー雨降るなー。
和:梅雨に入る前からやからな、まさにバーダーの涙雨や。言うてる間に山へ行っても葉っぱが生い茂って見難くなってしもた。
圭:去年は確かこの時期を利用してデジカメの腕を上げよう言うてたけど結局あんまり練習せんかったな。我が家の場合、何かを極める事ができんからなー。
和:うーん、でも今年は頑張ってみよ
圭:何を?
和:識別や!苦手な識別を克服しよう!まずはジシギや。大阪城にもオオジが来たから他のジシギが来るかもしれへんやろ。
圭:そやな、タシギはええとして他がいまいち自信ないしな。見れば見るほど分らんようになる。
和:そーやろー。
圭:あと、ムシクイやな。
今の所変わったのは見られとらんけど、ちゃんと見とらんだけでホンマは変なのが入いっとるかもしら んで。
和:秋は鳴かへんしな。ましてや木の高い所をチョロチョロしとったらよけい分らへん。
圭:そや、そやから上面だけじゃなく下面の特徴も解っとかんと。
和:う~ん、難しいな。けど頑張ろう。
圭:と言うてるけどほんまにちゃんと勉強するかな。
和:何言ってんの、今年はやるで。
圭:ホンマやな。なら識別の勝負しよか。対決は8月末や。
和:望むところや!と言いたいところやけど、ま、間違いなく二人とも数時間図鑑見て断念することになりまっしゃろなっはっは。
59号掲載(2003年7月)