再建しましょう!
圭:ここに来てやっと春らしくなってきた。
和:ずっと寒い日が続いてたから、震災の被災地の人はつらかったやろうな。
圭:今の僕らでは想像ができん位大変なことやと思うで。
和:そんな中でも、何日かぶりに壊れた家から救助されたあのおじいさんはすごいな。
圭:お前に聞いてユーチューブで見たけど感動した。
救助された直後やのに「チリの津波も体験してっから、大丈夫です。また再建しましょう!」って、こんな事普通は言えんで。
和:しかも笑顔で、きっぱりと言ってはったな。
逆にこっちが励まされたわ。
こういう人が居る限り日本は大丈夫や!って思うな。
圭:そうやな、必ず再建できるよ。
和:暖かくなって桜が咲いてきたら被災地の人も少しは癒されるかな。
満開の桜って何か“希望”とか“期待“を連想する。
圭:鳥が囀りを始めてもそういう気がするな。
癒されるし、明るい気分になれる。
和:大阪城を通る夏鳥も被災地へ行くのが居るかもしれへん。
鳥達も故郷を失くしてしまったものも居るかもしれへんけど、無事渡って行って、一人でも多くの人に春を届けて欲しいな。
圭:被災地に本当の春が来るのはずっと先かもしれんけど、鳥も花も春を連れてくる。
大阪城からも北を目指す。
一日も早く再建できて、一日も早く平穏な暮らしが戻るるとええな。
僕らも一つ一つできることをやっていこう。