行動解明プロジェクト
圭:この春の大阪城も色々渡っていったな。
和:アカショウビンも出たな。
久々に見たかった~。
圭:渡りといえば、渡りのルートを解明するハチクマプロジェクトは興味深いな。春と秋であれだけ渡りのルートが違うとは思わんかった。
和:ほんまやな。秋は本州から長崎抜けて上海の方に飛んで行くからなるほどと思えるけど、何で春はわざわざ中国の内陸部回って朝鮮半島から下りてくるんやろ。
圭:すごい遠回りやのに。気象の関係か、食べ物の具合か?
和:何にしても無事日本に着いたらよく戻ってきたね、お疲れさんって思うよね。
圭:何とか小鳥に超小型の発信機を作って付けれんもんかな。そうしたら小鳥の渡りのことももっと分かるのに。
和:そうやな。例えば大阪城にコルリが多いと他の場所にも入ってるやん。これはみんな一緒に渡ってきてるのか?たまたま何かの条件で同じ日に渡るのか?とか。
同じ場所で繁殖するものは同じように行動するのか?とか。
圭:簡単に個体識別ができれば、大阪城で見た個体を信州方面の繁殖地で見れるかもしれん。
そうなると感動するよな。すごく親しみが湧くと思うな。
和:でも、鳥の方もそうなればいいって思ってるんちゃう?嫌なバーダーの行動が分かればそこは避けて通れるやろ。一度嫌われると二度と姿を見れへんかも。
もしかしたらあんたもブラックリストに入ってるんと違う?
レンズを向けるといつも逃げられるやん。
圭:アホな事言うな!
でも念のために化粧して美白になっとこうかな。
和:そういう問題か!