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大阪城公園鳥だよりって何?タイトル

●大阪城公園鳥だよりの創刊

1991年頃から大阪城公園の野鳥の記録を始めた。自宅から近い事がひとつの理由だった。土・日曜日の休日はもちろん、祝日もすべて大阪城公園に通った。
やがて公園でよく出会う人たちから、「最近はどんな鳥が出ているか?」と聞かれることが多くなった。「昨日はサンコウチョウが豊国神社裏に出ましたよ」などと、その都度メモを繰りながら答えていた。
一日に何回も同じ答えを繰り返すうち、観察結果をコピーして送ろうと思いついたのが「大阪城公園鳥だより」の始まりだった。
「こんなん出ました」は当時流行っていた占い師、泉アツノさんの決まりの台詞「こんなんでましたけどー」から頂いた。
観察した鳥の羅列では面白くないと、表紙にちょっとした文をのせて、第1号約60部を発行したのが1993年12月だった。

●連載記事のはじまり。

その後、伊藤玲子さんの人気コラム「れいこの落書き」が1994年5月第4号から始まり、樫本幸一さんの「ピンボケカッシャンの探鳥記」や半田裕久さんの「パンダっち」なども連載。
2000年6月第42号からは、尾崎由紀さんの4コマ漫画「ゆきちゃんの探鳥絵日記」と松本圭司・和世さん夫妻の「鳥バカ夫婦の二人言」の連載がスタート。ともに多くのファンを集め現在まで続いている。
大阪城公園の野鳥がよく分かると、多くの方々に親しまれた。また読者からの寄稿もあって内容も充実した。なかでも「夫婦で鳥見」は名物記事のひとつだった。

●マスコミの取材や野鳥団体との交流。

やがてマスコミの目にとまり、TV各局や、新聞各紙で数十回も取り上げられた。このため申込みが殺到し、最多期は450部を発行するまでになった。
また日本野鳥の会大阪支部、和歌山支部、滋賀支部、兵庫支部。大阪南港野鳥園、湖北野鳥センター、交野市いきものふれあいセンター、泉北野鳥の会、滋賀県野鳥の会など等、多くの野鳥・自然保護団体の機関紙と交換も行い、交流を深めた。
文一総合出版の「バーダー」誌から、大阪城公園の紹介記事の依頼があったり、表紙写真に大阪城公園が使われたりした。これらの事で、大阪城公園が素晴らしい探鳥地として広く全国に知られることとなった。
現在の大阪城公園は、春秋の渡りの時期を主として、多くの人が訪問し野鳥を楽しんでいる。これも「大阪城公園鳥だより」の情報発信の結果であろう。
かつて渡りのシーズンでも、鳥見人に一人も出会わなかった頃を思い出すと隔世の感である。

●WEB版への移行。

打ち合わせ風景の写真やがてインターネットが広く普及し始めた。そのため、元々の目的である情報提供の利便性のほか、過去の記事の閲覧が可能、24時間365日情報を公開できることなどから、WEB版への移行を検討することになった。
何度かの打合せ会を開き、紙面版の時から指導を受けていたグラフィックデザイナーでパソコンの講師でもある、八尋亜子さんを中心としてホームページの作成が始まった。
これにより2008年4月第80号をもって紙面版「大阪城公園鳥だより」は最終を迎え、足掛け15年間80号の幕を閉じた。替わってWEB版「大阪城公園鳥だより」として新しくスタートした。
WEB版開設に伴い、蝶の観察もしている山崎秀樹さんを新たにスタッフに迎えた。より多くの人に親しまれ、大阪城公園でのバードウオッチングに役立つWEBページを目指している。

※紙面版「大阪城公園鳥だより」のバックナンバーが残っています。希望の方は、元山まで連絡ください。送料実費(140円)で5回分を郵送します。

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