ニューヒーロー誕生?
圭:大阪城でもハイタカ属が頻繁に観察できる季節がやってきたな。
和:ドバトや他の小鳥達にとって受難のシーズン到来や。
圭:タカが出たら緊張感が伝わってくるもんな。
人間なら、猛獣の住む所で暮らすようなもんや。
和:でも大阪城には強い味方がいっぱい居るで。
圭:誰や?
和:カラスやん。タカが現れるや否や「ガァガァ」うるさく騒ぎ立てながら大勢で追い回すやろ。
タカが居るってすぐ分かる。襲われる鳥からしたらタカが居るって教えてくれる上に、追っ払ってくれる訳やから心強いわな。
圭:なるほど、確かにそうやな。人間からしたらうっとおしい鳥やけど、小鳥からしたら正義の味方や。
和:おまけに美食家。食べ物を目ざとく見つける。好き嫌いもなし。小鳥はそのおこぼれにもあずかれるんやで。きっとカラスってイイ奴って思ってるよ。
圭:それに頭ええしな。包装された食べ物は、ちゃんと包装開けて中身だけ食べるで。ええ食べ物見つける正義の味方か、まるで宴会部長のスパローマ~ンみたいや。
和:!!そっか、じゃあスパローマ~ンはパワーアップして、スズメからカラスになった方がええな。
圭:ええっ、スパローマ~ンがカラスに?
和:そう。つまりクロウマ~ンになるわけやね。
圭:くろうマ~ン?
和:カラスは英語でクロウやからな。
圭:なんか・・・いやな名前やな。
日々苦労するみたいや。
和:いやっ、ええねん。スパローマ~ンの名付け親は私やから改名権も私にあるねん。決定!!
圭:いいっ!そんな殺生な。