とんまな探鳥・探蝶
9月1日・話題になっているクロマダラソテツシジミを観察しようと、雨上がりの旧博物館前に出かけた。
大きく群生したソテツの樹冠に小さな黒点がちらちら動いている。それが目的の蝶だったのかな?遠すぎて確認できない。
足元のカタバミやサルビアにはヤマトシジミが群がっていたが、ソテツシジミはいなかった。群生ソテツのまわりをうろつき飽きた時に、旧博物館の玄関から朗らかな鳥声が聞こえた。それは敷石の上でレスリングごっこやお喋りをしているスズメたちだった。スズメの声を珍鳥と思ったのは恥ずかしいなあ。ドーム型の玄関は共鳴が大きくて良く響き、スズメの美声の音楽会に聞きほれた。
9月5日・宝塚市御殿山の大林寺で クロマダラソテツシジミを見つける。
後羽根のオレンジ色の目玉模様から出ている細いひげが、か細くて可憐さを強調していた。動作はかなりゆっくりで私でもじっくり観察できた。ああ嬉しいな。
でも大阪城で見つけなければ・・・