今年も「チョットヨッテ」
1昨年11月、「チョットコイ」と千の風になった連れ合いが呼んでいた。「チョットマッテ」と言って麻酔から目覚めた。
見たい鳥が一杯いるから、愛する連れ合いからのお誘いでも、私は乗らない。鳥見を始めて28年になるのに、コジュケイ・ヤマドリ・ヤイロチョウ・等声はすれども姿は見えず。で欲求不満が積もっている。1度で良いから見たいものだ。大阪城はワンダーランドだから、奇跡がおこらないかな。
昨年の珍鳥は「マキノセンニュウ」ずらりと並んだカメラ放列の前で、ヒラドツツジの下から、抜き足差し足現れる。内股でお姫様のようにしずしずと歩き、虫を咥えるやいな、脱兎の如く木陰に駆け込む姿は笑いを誘った。これがマキノセンニュウと教えて貰わないと、私には同定する力が無い。
今年も博学多識の人に助けて貰って、探鳥・探蝶・探植物を楽しむ。鳥見のお陰で認知症は認定しないぞ。のつもり。今後も宜しくお願いいたします。
79号掲載(2008年1月)