地球の仲間
梅雨空の大阪城へでかけた。神社南の小道はほの暗くしーんと静まっている。楽しげに囀っていた夏鳥たち!今は営巣地で子育てに追われているのだろう。この小道でも子連れのハクセキレイを見つけた。親と変わらぬ大きさに成長しているが羽色は淡いグレイ。雨上がりの水溜りをキョトキョト歩いている。その親子を見下ろしている2001年にバッサリ切られたエンジュの古切り株は(れいこの落書き第42回を参照してください) ゾウの足のようにしっかと斜面に立っている。しかし生気は感じられない。切られてすぐに数十本のひこばえを生やし、その生命力に世代交代を期待していたのに・・・ (れいこの落書き第44回を参照) 公園管理者に刈り取られ2度とひこばえを生やさないエンジュはキノコを生やし洞穴は益々大きくなって落ち葉を溜め込んでいる。ひょっとしてあのハクセキレイが営巣を・・・ いやいや後期高齢婆さんでも簡単に覗ける場所だから、悪童どもに見つかれば荒らされるに決まっている。野鳥も人も植物も地球の仲間、皆に優しい公園にしたいな。