一月四日の初鳥見
明けましておめでとうございます。
昨日までの寒風が収まった。春のようなポカポカ陽気に誘われた私は、大阪城に出かけた。
城南の堀…浮き寝鴨が4・5箇所にいるだけだ。少ない。「ひゃーっ 鴨たちどこに行ってるの」 ヒドリガモが羽毛越しにじろりと私を見、キンクロハジロ♂は白腹を見せた難破船のように傾いて浮かんでいる。
音楽堂上の小道…お目当てのアオジは姿も声も無い。聞こえるのはウグイスの笹鳴き・メジロ・ハシブトカラス。
ヘリポート跡…ジョウビタキの♂。
桜広場…ハシボソ・ハシブトカラスだけ。
東内堀…枯れ浮き草が黄土色に染めている水面にペーズリー模様が描かれている。オカヨシガモ・ヒドリガモ・コガモの移動した足跡だ。同定できない鴨を見つけた。「マガモ♀かな」?オカヨシ♀だった。帰宅後の図鑑で同定できた。30年漫然と鳥見をして、カモ♀の識別ができない。 反省。
梅林…東外堀側でユリカモメが100あまり騒いでいた。餌やりおじさんがえびせんをばら撒いている。「ええことしてると、思ってるの?、塩分のとり過ぎで成鳥病になるやんか、あんたにも強毒性のトリインフルエンザが移るかもよ」と独り言で毒ずく。
梅はローバイが三分咲き・冬至梅一ニ輪咲き初め。他は蕾固し。
北内堀…期待のバン・オオバン・ヨシガモは見つけられず、カイツブリはどんぶりこ、ハシビロガモはクルクル回りパクパク食事中。
鳥見人には出会わず、飛騨の森で数人のカメラマンのティタイムに遭遇した。
今年は寅年! トラの威(鳥見仲間の目)を借らずに、チャンスをトラえて、珍鳥を見つけ出すことにトライしようかな。
せめてトラツグミは見つけたいな。