ホームへリンク

大阪城公園鳥だよりって何にリンク読み物コーナースタッフからへリンク大阪城公園の野鳥へリンク大阪城公園探鳥案内へリンク大阪城公園の蝶へリンク大阪城公園の四季へリンクリンクページへリンク

読み物コーナータイトル

巻頭言

ゆきちゃんの探鳥絵日記にリンク
れいこの落書きへリンク鳥バカ夫婦の二人言へリンク探鳥は楽し、探蝶も楽しにリンクお便りコーナーへリンク

タイトル81 自己紹介へ

秋から冬へ。カモたちよ。

小群のカモが高速飛行し頭上を通過。色合いからするとヒドリガモだろうか。急旋回して円弧を描き降下すると、北外堀へ足指を広げて着水。お見事。飛行機の着陸事故のようなカモの着水失敗など聞いたことがない。
意外に思われるだろうが、カモの飛行速度は非常に速い。ツバメよりずっと早い。例えばマガモの巡航速度は時速65キロ。一方ツバメは30キロ強。圧倒的にマガモの方が早い。
羽ばたき飛翔する鳥の中で、巡航速度が最も早いとされるのがケワタガモで時速75キロと言われている。

○  ○  ○  ○  ○  ○

知識の偏りに我ながら驚く。興味のないものへの常識のなさは甚だしい。
例えば「フェラガモ」との文字を見つけて、ヨーロッパのカモのようだ。なんとなくイメージから、ケワタガモのような派手っぽい体色のカモを頭に浮かべていた。
イタリアの靴の有名ブランドと知ったのは後年のこと。フェラガモの靴は、カモの皮を使ったものなのか?と未だに・・・。
流れで言うと「ティファニーで朝食を」という映画がある。見たことはないが当然高級レストランと思っていた。ところが「ティファニー」は宝石店らしい。朝食とはどういうことか?

○  ○  ○  ○  ○  ○

ブランド物に全く興味がわかない。特に外国物に関心が薄い。ところが大阪城公園の鳥の8割弱は外国の鳥でもある。日本だけの鳥は1割強でしかない。特に長距離を飛ぶカモは気軽に日本にやってくる。
外国に興味がない私の前に、メジロガモのようにヨーロッパのカモ、クビワキンクロのようにアメリカのカモが現れる。「欧米か!」
もっとも鳥の地図に国境線なんてないので、人が勝手に区別しているだけのことだが。
北外堀に浮かんだヒドリガモたちは、羽をばたばたさせて水浴。しばらくすると頭を羽にうずめて静かに休息。
11月秋の終わり。カモの季節の始まりである。

コアジサシの写真

80号へリンク93号へ  このページのトップへ  95号へアイコン