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タイトル81 自己紹介へ

大阪城にカラアカハラ

鵯パンダ氏が来阪。二人で痛飲。彼は一升瓶の焼酎が一週間で無くなるという。私は5ℓの焼酎が半月で無くなる。計算しないと分からないがどちらも酒飲みに違いない。
お代わりを繰り返すうちに盛り上がって時間も分からない。お互い好き勝手にしゃべり合うだけ。でも両人上機嫌。酒飲みとはこういうもんだ。ふらふら外へ出た二人はもう1軒行こう。行こう行こう。再び焼酎を飲み続けしゃべり続ける。
タクシーに乗った彼に別れを告げるつもりで喚いている。彼も喚いている。後ろ姿を見送ってふらふら歩く。いい気分。ぶつぶつ言いながら歩く。
彼は「明日は5時半に大阪城公園へ行ってカラアカハラを探す」と言っていたような・・。「舳倉島で見たから・・」とも言っていたような。

翌朝目は覚めたが体が動かない、不快な気分。いわゆる二日酔いだ。家で数杯飲んでから出かけて、2軒で飲み続けたので5日分は飲んでいる。どう考えたって長生きできそうにない。
経験でこんな時は無理しても歩く方がいい。必死の思いで大阪城公園に着いたのが5時半ごろ。鵯パンダ氏からの連絡はない。しかしメールはしない。

麺類が食べたいと思いながら一通り回って早々に帰宅。家にあったインスタントラーメンを汁まで飲み干す。ぐったり横になっていると鳥友から「カラアカハラ西の丸庭園から飛騨の森へ飛翔」のメール。うわッどうしよう。さすがに今日は辛い。もう一度出かける気力が。
でも後になって、「カラアカハラ見放題に撮り放題だった!」と聞くのが恐い。気力を振り絞って再び大阪城公園へ。結局これが幸運でカラアカハラに遭遇。出てきてよかった!。帰宅後、祝杯を上げてしまう。26日と今回と連絡をいただいた二人の鳥友に感謝。それに鵯パンダさんにも。なぜか二日酔いになると幸運に恵まれる。

この冬カラアカハラは岡山と山口に飛来して話題になっていた。その上大阪城公園にも飛来するとは感激。大阪城公園の個体は(写真1)独特の青灰色が喉から胸まで見られ成鳥の美しさが見事だ。
岡山の個体が一番若くて、喉から胸に縦斑が見られる。(このHPの野鳥図鑑に写真)当初♀ではないかとの話も伝わっていた。山口の個体(写真2)にも喉に縦斑が残っている。
カラアカハラが成羽を得るまでに何年かかるか分からないが、美しい♂が来てくれたのは、大阪城贔屓の私としては非常にうれしい。
ただし、他の2か所では至近距離で「見放題、撮り放題」だったそうだ。大阪城公園では数秒の出会いのみだったのが悔しい。

カラアカハラ

写1 撮影 貴島 智司 氏  場所 市民の森  
撮影機材 天体野鳥仕様BORG 77ED

 

カラアカハラ

写真2 撮影 田中 和彦 氏  場所 山口県周南市西緑地公園

 

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