ホームへリンク

大阪城公園鳥だよりって何にリンク読み物コーナースタッフからへリンク大阪城公園の野鳥へリンク大阪城公園探鳥案内へリンク大阪城公園の蝶へリンク大阪城公園の四季へリンクリンクページへリンク

読み物コーナータイトル

巻頭言

ゆきちゃんの探鳥絵日記にリンク
れいこの落書きへリンク鳥バカ夫婦の二人言へリンク探鳥は楽し、探蝶も楽しにリンクお便りコーナーへリンク

タイトル66 自己紹介へ

謹賀新年 今年もよろしく

謹賀新年。乙酉(きのととり)。トリ年が回ってきました。今年もよろしくお願いいたします。
城南地区の人工川にいつも一羽のコサギがいる。ドジョウやアメリカザリガニなどを捕っている姿もよく見られる。繁殖期には飾り羽で着飾ってなかなか優雅である。
人や犬が通りかかると近くの木に飛び上がって避難し、しばらくすると再び下りてきて流れの中でゆっくり採餌している。

□   □   □

以前、山陰の湯郷温泉に団体旅行に行った時のこと、バスガイドさんが温泉の由来を説明していた。「約1200年前、一羽の傷ついたシラサギが湯に足を浸けていた。通りかかった高野山の円仁法師がこれを見て、この湯には薬効があると知り、鷺温泉と名付けた。これが現在の湯郷温泉。橋の欄干にもシラサギが描かれている。
同じようにシラサギが発見の由来となっている温泉は全国に7湯ある」と。
人工川のコサギを見ていると思い出した。全国に7湯なら、鳥好きとしてぜひ全湯を回ってみたい。
調べてみると、シラサギが傷を癒やしていたこと等を発見の由来としている温泉は全国に数多くあった。7湯とはバスガイド用語だったようだ。
よく知られている松山の道後温泉、岐阜の下呂温泉、和歌山の椿温泉をはじめ、湯郷温泉、和倉温泉、湯の山温泉、下田温泉、湯田川温泉、山中温泉、鷺の湯温泉、名温泉、武雄温泉、湯来温泉、浜村温泉、湯湧温泉、鬼岩温泉などである。
詳しく調べると、もっと多くの温泉があるようだ。これでは簡単に行けそうにない。
これらの温泉組合が「シラサギ温泉サミット」でも開催し、こんな企画はどうだろう。
スタンプラリーのように、全国のシラサギ由来温泉を回ってポイントをためると、一週間の探鳥旅行が無料。女性ならシラサギのようにスマートで美しくなれる美白ツアー招待。若い二人には結婚式に飾り羽をデザインした、シラサギのような純白のウエディングドレスをプレゼント。

□   □   □

前回のトリ年、癸酉(みずのととり)からこの「大阪城公園鳥だより」が始まった。ちょうど12年になる。
裏の川面をコサギが通過する。朝から酒を飲みながら鳥の事を思い浮かべている。鳥と酒、好きなもの二つで言うことなし。めでたい。酔っ払いのオッサン出来上がる。正月。

66号掲載(2005年1月)

65号へリンク65号へ  このページのトップへ  67号へ67号へリンク