ナガサキアゲハ、クロアゲハ同様大型で黒色の蝶、後翅尾錠突起(後ろ羽の尾のような突起)がクロアゲハより長い、開翅状態で表面(背側)が日光に当たると、カラスのような光沢のある緑色に見える事からその名前となる。全国的に分布するが山間部に多く平野部では少ない。大阪城公園では2006年7月観察開始から2008年6月まで記録がなく、この写真による記録が初観察となる。大阪平野の中央部に位置する都市公園では貴重な記録となるだろう、アザミ類、ツツジ類に好んで訪花するので、5月〜6月にかけて観察の機会が訪れそうだ。